今まで製作してきた加工実績です



こちらでは過去に当社で加工に携わってきた製品の加工実績の一部をご紹介します。
受注生産品に関しましては、製品の一部をイメージ写真のみでのご紹介になりますが、 
お客様との守秘義務がございますのでご了承ください。 


当社の板金溶接加工の技術では、「溶接のビード」「仕上がり寸法」の2点に特にこだわっております。

「溶接のビード」は、溶接技術の全てと言っても過言でない程大切なものです。
精密機器などの製品にはピンホールなどの溶接不良が絶対に許されません。
「奇麗なビード=奇麗な溶接」つまり、完成した製品の精度を測る上で奇麗な溶接をされている事はとても重要な要素なのです。

また「仕上がり寸法」では、板を曲げる時の「つまり」や溶接の際の「歪み」を過去の経験から得た独自のノウハウで計算し、JIS規格の普通交差内に納める製品づくりを心がけています。
綿密な計算と確かな技術力があってこそ、「精密板金溶接加工」と呼べると思っております。

そして最終工程として、表面処理加工を施してから納品させていただいております。
製品の使用する場所・シチュエーションにより、様々な表面処理の方法をご提案させていただきます。


創業以来40年、たくさんのお客様から様々な製品の製作のご依頼を頂いてまいりました。
今後ともさらなる技術の発展を目指していきたいと思っております。



当社のステンレス溶接は、SUS304・SUS316・SUS303・SUS310Sなどの薄板(主に0.8mm〜10.0mm)から、薄肉パイプ(1.0mm厚)や角パイプや丸棒などを使用した製品作りが得意です。
肉厚のプレート溶接にも対応可能です。
ステンレス製品の表面処理は多岐にわたり、製品の使用用途によって変わってきますので
用途をお伺いしたのち、こちらの方からご提案させていただきます。

主な製品

半導体洗浄装置・半導体乾燥装置・純水加温装置・外部燃焼酸化装置
集光点火外部燃焼装置・ヒーター式外部燃焼装置・食品製造装置
食品用実験装置・熱交換器・打錠機・ボイラー・撹拌器 
ステンレスホッパー・角丸ホッパー・アルコールタンク・真空タンク
ステンレスワゴン・調理器具台・実験用作業台・ステンレストレイ
ステンレス容器 ・マフラー・アンダーカバー・シフトノブ
フロントパネル・ステンレス手摺・厨房用棚・厨房カウンター・店舗用什器・店舗用扉枠・柱受け部材・フード・店舗看板・モニュメントetc

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当社のスチール溶接は、ステンレス溶接と同じように薄板(主に1.2mm〜15.0mm)から、薄肉パイプ(1.0mm厚)や角パイプや丸棒などを使用した製品作りが得意です。
機械加工された肉厚のプレート溶接にも対応可能です。
スチール製品の表面処理は、機械関係ですと焼き付け塗装やメッキ加工などがあり、部品ではその他に無電解ニッケルメッキ
などを施します。また、インテリア関係ですと、粉体塗装・メタリック塗装など用途によってご提案させていただきます。

主な製品

靴下製造機部品加工・引っ張り試験機製作・印刷機械などに使用される機械加工部品
集光点火外部燃焼装置・ヒーター式外部燃焼装置・
食品製造装置用フレーム・架台・パネル
撹拌器用架台・スチール製手摺・厨房用棚・厨房カウンター・店舗用什器・店舗用扉枠
柱受け部材・店舗用看板・屋外大型看板・遊器具・スチール製モニュメント・照明 etc

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当社のアルミ溶接は、アルミの中でもAL1050・1100などいわゆる「純アルミ」とよばれている薄板(主に1.2mm〜5.0mm)を使用した製品作りが得意です。
板金加工(折り曲げやカット)したものを溶接して製品化していく為、AL5052系のアルミは溶接出来ません。
(※ただし、機械加工は対応可能です)
アルミの表面処理は、AL1050・AL1100系の場合は焼き付け塗装を、AL5052系の場合は
アルマイト処理を施す事が多いです。

主な製品

高周波プレヒーター装置・パージフィルター装置・アルミ製看板
アルミ製フード
高周波発生装置用アルミBOX・カバー etc

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当社の銅溶接に使用する銅板は、C1100(タフピッチ銅)という導電用材料として使われている純度99.5%程度の銅を使用してます。
銅板(C1100)は、通電性に優れている素材なので、高い電流で溶接しなければならない為
非常に高度な溶接技術を必要とします。
銅板の溶接後は、表面処理としてバフ研磨加工を施します。

主な製品

高周波プレヒーター装置用内部BOX
高周波発生装置用内部BOX
看板用切り文字 etc

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上記の溶接とは違い「スポット溶接機」という溶接機を使用して溶接する方法です。
アルゴン溶接機では溶けてしまうような薄板(0.5mm〜1.0mm)のものや、パンチングメタルやエキスパンドメタル・金網などで構成された製品を製作する際に使用します。
スポット溶接した部分の表面処理は、電解研磨や酸洗処理を施す事が多いです。

主な製品

金網焼き入れカゴ・畳金網焼き入れカゴ
パンチングメタルフードカバー
電源BOX内部カバー・電源部放熱用カバー
パンチングメタルシュート・撹拌シュート・看板・照明  etc

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当社新潟工場では、旋盤加工機・フライス加工機・マシニングセンターなどを使用した
機械加工部品の製作も承っております。
アルミやスチールの無垢材から削り出した加工部品やパイプの挽き加工・ザグリ加工など
「ものつくりネットワーク」との連携により様々な加工が可能となっております。

その他の主な加工

切断加工/ レーザー・シャーリング・プラズマ
プレス加工/平板プレス
穴開け加工/タレットパンチプレス・レーザー加工
曲げ加工/平板ベンダー・パイプベンダー・へら絞り加工
機械加工/旋盤加工・フライス加工(縦フライス、横フライス)
      ワイヤーカット・放電加工・マシニングセンター
溶接/アルゴン溶接・スポット溶接・半自動溶接
表面仕上げ/酸洗・電解研磨・複合電解研磨・精密洗浄
      バフ研磨・ヘアーライン仕上げ・つや消し仕上げ
      バイブレーション仕上げ・テフロンコーティング
      各種焼付け塗装・塗染・錆止め・メッキ加工
      (金メッキ、銀メッキ、ニッケルメッキ、
      無電解ニッケルメッキ etc)
      アルマイト仕上げ(白アルマイト、黒アルマイト)

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酸洗処理

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溶接加工により金属表面についた酸化皮膜などの酸化物を除去する為酸溶液に浸けて、表面を清浄する方法。

電解研磨処理

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電解液中に製品と電極を沈め、電流を流すことにより表面を溶解し光沢を得る研磨方法。

バフ研磨処理

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回転するバフ(羽布)に加工品を押しあて、表面を機械的に仕上げる方法。#400程度の表面仕上げになります。#800程度になると、「鏡面仕上げ」と呼ばれます。

ヘアーライン仕上げ

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髪の毛状の細い研磨目を連続してつけた仕上げ方法。当社のインテリア製品などに良く使用します。

電解式焼け取り仕上げ

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弱酸性電解液を加工品に押しあてて、溶接ビードの焼け取りをします。は、ケミカル山本製のNEWエレクトロシャイナーSを使用しております。

焼き付け塗装

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塗料を加工品の表面に塗った後、熱を加える事によって塗装被膜が作られる方法です。主にスチール・アルミ製品の表面処理に使用しております。

テフロンコーティング

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フライパンの表面コート塗装に良く使われているが、当社では、製造装置の表面処理や材料として機械部品の加工品に使用しています。 

アルマイト処理

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アルミ製品の表面に酸化処理を施し、薄い被膜を作る方法。着色も出来るので、当社では黒・白色のアルマイト処理が多いです。